ガソリンカードは機械に通すだけで給油ができるので、セルフのスタンドなどでよく利用されています。
そのような中で置き忘れによりガソリンカードを紛失してしまう方がいます。
ガソリンカードは本人確認なしでも給油ができてしまうため、
紛失してしまうと勝手に使われてしまうリスクがとても高くなっています。
紛失しないように管理することはとても大切です。とはいうものの、万が一カードを紛失してしまったら、紛失に対してどのように対応するべきなのでしょうか?
このページでは
ガソリンカード紛失時の対処方法について分かりやすく解説しています!
紛失によるガソリンカードの不正利用を心配している方はぜひ参考にしてください。
まずは落ち着いてガソリンカードの発行会社に電話連絡
万が一ガソリンカードを紛失してしまったら、まずはガソリンカードを発行している
クレジットカード会社に電話で連絡をしましょう。
ガソリンカードを含むクレジットカードの紛失・盗難デスクは24時間365日体制、年中無休となっています。
深夜や早朝であっても紛失・盗難デスクは対応してくれるので、身の回りを探してみてもカードが見当たらない場合は、すぐに紛失・盗難の連絡をしましょう。
紛失の連絡をすると今後カードが使えなくなってしまうため、中には2、3日探してから連絡をすればいいと考える方もいますが、紛失時は少しでも早く連絡することを強くおすすめします。
カードを紛失した場合、少しでも早く連絡することが大切なのは
紛失・盗難の届け出が遅れてしまうと、その分不正利用される可能性が高まってしまうことが理由です。
特ににガソリンカードはサインレスで利用できるため、ガソリンスタンドへの置忘れがあった場合、あなたが紛失したカードを第三者が勝手に使って給油できてしまうリスクがあります。
ガソリンカードを発行しているクレジットカード会社に紛失・盗難の届け出をすることで、紛失してしまったカードをその電話にて利用停止してもらうことができます。
カードを紛失してしまったことが発覚したら、できるだけ早く発行会社に電話をしましょう。
警察にカードを紛失届を出す
ガソリンカードを含むクレジットカードの紛失・盗難時には発行会社への連絡が必要です。
この他にも自宅以外でカードを紛失した場合は、
警察に遺失の届出を済ませておきましょう。
クレジットカード会社の紛失・盗難補償を受ける場合、警察への届け出が必須となっています。
警察署に出向いて手続きをすることは面倒に感じてしまう場合もありますが、
警察への届け出がされていないと、万が一不正利用に合ってしまった場合の補償を受けることができません。
警察署の窓口または交番では随時届け出の対応しています。平日の日中にしか手続きができないわけではないので、できる限り早いタイミングで手続きを行ってください。
また最近では遺失届(紛失届)を
電子申請できる警察署も増えています。
電子申請では自宅からパソコンなどを利用して、遺失届を提出することができます。
警察署に出向く時間がないという方は、管轄の警察が電子申請に対応しているかどうかを確認してみましょう。
ただし自宅など自分が管理している場所や海外での紛失については警察に遺失届を出すことができないため注意しましょう。
またカードが無くなってしまった場合、紛失になるのか盗難になるのかは、無くなってしまった時の状況によって異なります。
紛失なのか盗難なのかどちらの扱いになるのかはケースごとに違いがあるため、必ず警察へとご相談ください。
ガソリンカードに盗難保証がついている場合には届出番号を発行会社に
ガソリンカードを含むほとんどのクレジットカードには
紛失・盗難時の不正利用時の損害額に対して補償してくれる保険が付帯しています。
ただし紛失・盗難時の不正利用に対して補償されるのかどうかは、ガソリンカードを無くしてしまったと発覚してからの対応が肝心となります。
先ほどの説明では、ガソリンカードの紛失時には発行会社に連絡をすること、そして警察署に遺失届を出すことが必要だとお話ししました。
紛失・盗難時の不正利用による補償を受ける際、
遺失届の届出番号(受理番号)が必要となります。
ガソリンカードの発行会社に紛失の連絡をするだけでは、紛失・盗難時の不正利用に対して補償してもらうことができません。
警察署に遺失届を出したときの届出番号は、きちんと警察に届け出を済ませた証明となるため必ず発行会社に連絡をしてください。
クレジットカード会社が定める規定により、補償の対象となる場合は不正利用のカード代金が請求されることはありません。
ただし会員の重大な過失や故意による紛失・盗難時は補償の対象とならない場合があります。
警察への届出がされていなかった場合の他にも、カード裏面の署名忘れ、カード暗証番号の漏洩、家族や知人などが勝手に利用していたケースは補償の対象とならないため注意しましょう。
再発行の手続きをする
ガソリンカードの紛失を発行会社に連絡すると、紛失したガソリンカードは利用停止され、今後そのガソリンカードを使うことはできなくなります。
そのため紛失により第三者の手にガソリンカードが渡っていたとしても、発行会社に紛失の連絡さえ入れておけば、その後の不正利用は防止することができます。
発行会社に紛失の連絡をすると紛失したカードが物理的に使えなくなるのはもちろん、紛失の連絡をした後は
カード番号自体が無効となります。
紛失したガソリンカードをその他の支払いに利用していた場合、今後は利用することができなくなってしまうため注意しましょう。
ガソリンカードを紛失し、それを発行会社に連絡した後は新しいガソリンカードを再発行しましょう。
ほとんどの場合、
発行会社に紛失の届出を済ませてから1週間ほどで再発行に必要な書類が郵送されてきます。
書類に記載し返送することで、新しいガソリンカードを発行してもらうことができます。
なお、再発行されたガソリンカードはカード番号が変更となっています。
もしも公共料金の支払いや通販サイトの支払いなどに紛失したガソリンカードを利用していた場合は、紛失したカードから再発行されたカードへと登録内容を変更しなおしましょう。
紛失しても焦らないことが大事
最後にもう一度ガソリンカードを紛失してしまった場合の手順について解説します。
その1:速やかに発行会社に紛失の連絡をする
その2:警察に紛失の届出を行い、発行会社に受理番号を伝える
その3:カードの再発行手続きを行う
その4:その他の支払いにカードを利用していた場合は、登録内容を変更する
この手順を守ることで、カードの不正利用を防ぐことができます。また万が一不正利用により被害に遭ってしまった場合についても、補償の対象となる可能性がとても高くなります。
もしも紛失・盗難の手続きを終えた後に紛失したカードが見つかった場合、そのカードを再び使うことはできません。
紛失したカードが見つかった場合は、ハサミを入れて破棄するか、ガソリンカードの発行会社に返還しましょう。
クレジットカードは不正利用が心配という方も多いですが、財布を落としてしまった場合、中に入っていた現金を使われてしまっても補償を受けることはできません。
このような紛失・盗難時の補償はクレジットカードならではのサービスと言えます。
もしもガソリンカードを紛失してしまったら、焦らずに対処しましょう!